見学会は定員に達しましたので、締め切りました。
セミナーは会場、オンラインともにお申し込みできます。
2050 年のカーボンニュートラル実現に向けて、産業・業務・家庭・運輸など、各部門の需要サイドにおいて徹底した省エネを進め、エネルギー消費を削減していくことが求められています。
多くの企業等において省エネへの機運が高まっているものの、資金や人材・ノウハウ等の制約で計画策定や実行に至らない、設備更新等を行った後の省エネ活動が停滞するなどの課題が指摘されています。一方、創意工夫を凝らした省エネ対策を実践することでCO2排出量抑制やコスト削減などの効果をもたらし、省エネ大賞を受賞する事業所も多数見られます。
今回の省エネセミナーでは、省エネ大賞を受賞し、積極的な省エネ活動を展開する中小企業と京都市の取組事例を紹介し、取組ポイント等を深堀りするのに加え、省エネ関連の施策や省エネ診断等の支援プロセスの紹介により、省エネ対策の今日的な視点や動向を幅広く紹介します。ご関心のある方はぜひご参加ください。
2005年に近畿経済産業局へ入局。以降、主に地域ブランド振興の業務をはじめ、経済産業本省で女性や高齢者の雇用対策、中小企業の取引適正化、八尾市役所で各産業政策関連業務に従事した後、2023年4月より現職。省エネルギー関係業務等を担当。
一般財団法人省エネルギーセンターは省エネルギー推進のための情報提供・普及啓発、調査研究、試験・講習等を展開し、産業活動や市民生活の改善向上、経済の健全な発展に寄与するための一般財団法人。
鳥山氏(エネルギー管理士、気象予報士)は1999年からエネルギー使用合理化専門員として事業場等における省エネ推進を支援している。セミナー活動では気象現象とエネルギー移動の関係やエネルギー管理を進めるための簡単なアプローチなどについて解説している。
1920 年創業の染色整理工場。色や風合いのコントロールに高い完成度が求められる婦人衣料の加工が主力。ウールで知られる尾州産地内にあって合繊の染色整理を主力としている。早くから北陸との産地間連携による長短複合素材の開発に取り組んできた。ストレッチ素材に起毛加工を組み合わせた高感性素材の加工では国内でも高いシェアを持つ。エネルギー多消費型産業の繊維染色整理業において、省エネにも積極的に取り組んでいる。
身近な取組から省エネを開始し、補助金を活用し先進事例となる省エネ設備投資を実現した。次いで重油から天然ガスへの燃料転換を果たした。これら一連の活動実績により2021 年度に省エネ大賞を受賞し、2023年度には次代を担う繊維産業企業 100 選に選定された。